いのちを守るために・・・

先日、集落の一人暮らしの高齢男性が突然倒れそのまま亡くなった。
鮭孵化場で稚魚の世話をしている最中の出来事だった。
一緒に働いていた人たちで救急要請をし心臓マッサージ、そして救急車に同情し病院へ。
一方、遠方の子どもに緊急事態を伝えようにも留守番電話でなかなかつながらない。
遠い親戚とは連絡がついたものの、子どもと連絡がとれずとても困ったとのことだった。
小さい集落だからこそ、そして今だからできることを自治会長に伝えた。
全世帯対象の緊急連絡先登録システム。
そのお宅で最高齢の人が倒れたことを想定し、配偶者や子どもの連絡先(遠方の家族の連絡先も)
自治会長が把握すること。緊急の際に会長から連絡が行った際は速やかに返信すること。
そしてこの連絡は命や財産を守るためだけに使用すること。それ以外の目的には使用しないこと。
さらに、集落の人から防災士資格をとってもらうよう呼びかけます。

 

大切ないのちを守るために・・・。