ことし元日の能登地震。
多くの方が亡くなり、助かってもいまだ不便で不安な暮らしをされている方々・・・。
一月に、被災された皆さんが暮らす避難所の体育館に数日泊まったものの、何もできずに帰ってきた。そして活動は続けられずにいる。
南三陸の皆さんが能登の方々を案じ、「はちまきさん、あの時のように寄り添ってもらえませんか。あのような接し方が被災者には嬉しいのです」とのことばと、何に使ってもいいとお金を託された。
いつ何に使われたかわからないのではなく【あの地域のあの人から】求められたことに活かしたい。東日本大震災で、仮設住宅を一軒ずつ話を聴いてまわったときのように。
ようやくその機会が訪れ、必要と言われた夏物の衣類を買い、庄内から現地を訪れ炊き出しをするボランティアに届けることができた。
支援金を寄せてくれた方へ、お届け先と購入したものを詳しく報告した。
「不自由な生活、身に染みてわかります。お役に立ててよかった。ありがとう」とのことばをいただき、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいになった。